Rosnesは、2007年1月に設立して以来15年間、携帯電話、監視カメラ、医療などの2次元的(2D)な画質を重視するCMOSセンサの開発を行って来ました。
その間、2D-CMOSセンサの技術が伸び悩んだため、魅力的なCMOSセンサの開発が停滞してきました。
そのため、日本のCMOSセンサ開発を行ってきた独立系・ベンチャー企業の多くは、国内外の大手企業に吸収されました。
現在では、Rosnesは、日本において、CMOSセンサを本格的に開発する唯一の独立系・ベンチャー企業となりました。
一方で、新たに急拡大をしている画像センサ市場では、画質とは異なる用途として、ロボット、ドローン、形状測定装置、顔認証などの立体的な形状認識画像の重要性が急激に求められるようになってきました。
そこで、Rosnesは、こうした成長性のある新規市場への参入を絶好のチャンスと捉え、3次元(3D)距離測定用のCMOSセンサの開発に取り組むことと致しました。